夜に停電すると、家の中でも足元が見えず危険です。懐中電灯が1本あれば十分と思いがちですが、場面によって必要な明かりは違います。この記事では、明かりの種類ごとの役割を整理します。
この記事の結論
- 部屋を照らすランタン、作業用のヘッドライト、移動用の懐中電灯を使い分ける
- 寝室など、暗い中でもすぐ手に取れる場所に1つずつ置く
- 電池のサイズをそろえると予備の管理が楽になる
停電の夜に起きること
2018年9月の北海道胆振東部地震は深夜に発生し、北海道のほぼ全域が停電しました。地震は時間を選ばず、夜中に明かりのない状態で動かなければならないこともあります。床に物が散らばった部屋を暗い中で歩くと、転んだり、割れたものを踏んだりする危険があります。
明かりの種類と役割
| 種類 | 向いている場面 | 置き場所の例 |
|---|---|---|
| ランタン | 部屋全体を照らす。食事や家族で過ごすとき | リビング |
| ヘッドライト | 両手を使う作業、トイレ、片付け | 寝室・防災リュック |
| 懐中電灯 | 家の中や外を移動するとき | 寝室・玄関 |
選ぶときの基準
LEDで電池式のもの
LEDは消費電力が小さく、電池が長持ちしやすいのが利点です。停電時の明かりとしてろうそくを使うと、余震で倒れて火災につながるおそれがあるため、電池式のLEDライトを基本にしましょう。
電池のサイズ
ライトやラジオで使う電池を単3形などにそろえておくと、予備電池を1種類で管理できます。
明るさの調整ができるか
常に最大の明るさで使うと電池の減りが早くなります。明るさを切り替えられるものだと、長時間の停電でも節約しながら使えます。
充電式も併用するなら
充電式のライトは電池代がかかりませんが、停電が長引くと充電できなくなります。電池式と組み合わせるか、ポータブル電源やソーラー充電と組み合わせて考えてください。
探すときのリンク
チェックリスト
- リビングにランタンがある
- 寝室に、暗い中でも手が届く明かりがある
- 防災リュックにヘッドライトが入っている
- 予備電池があり、サイズがそろっている
- 年に一度、点灯と電池の状態を確認している
まとめ
停電時の明かりは、部屋・作業・移動の3つの役割で考えると過不足なく揃えられます。まずは寝室の枕元に1つ置くところから始めてください。持ち出し用の中身は防災リュックの記事にまとめています。